
2025年11月7日、フジテレビの報道バラエティ番組「サン!シャイン」からお呼びがかかりまして、スタジオ生出演してきました。
私はテレビを持っていないので、知人が撮影したものを送っていただきました。アプリで補正されたようですが、何かゆがんでいたり、色合いが変なところはご容赦ねがいます。

「サン!シャイン」は「めざまし8」の後継番組です。サン!シャインは、今年の8月、「スマホの利用は学力低下に結びつくのか」について、出演しました。

今回の話題は、仙台育英高校サッカー部の3年生が、実は1年の頃からいじめを受けていて、それが解決しないまま、この時期を迎えてしまったということです。

当該被害生徒は、「抑うつ症状」と診断されています。これは、気分が沈み、意欲が低下する状態です。うつ病の手前ですが、番組では不用意に病名を告げられないため、この表現になっています。

神田愛花さんですが、よくバラエティ番組ではお見かけしますが、いじられキャラの方とは知りませんでした。すみません。
その神田さんも、「いじられる側がいじめになっていると感じれば私は自分で相手に言うことができるし、そういう集団から離れるという経験もある」と、いじめ被害のとらえ方について説明されていました。

私自身、古くは保育園時代から、小中高、大学、大学院と、さまざまな嫌がらせを受けてきました。これらの加害行為は、いじめ、ハラスメント、犯罪、いろんな呼び方ができて、私はどちらかといえば、放置されてきた側です。いじめる人物を懲らしめてくれると教師に期待しても、先生たちは仕事を増やしたくないのか、見て見ぬふりをするのです。私はそんな環境を、どうにかこうにか自分をごまかして生きてきました。

では、この仙台育英高校では何が起こっていたのか。
詳細については報道されておらず、フジテレビも取材を拒否されたとのことでわかりかねます。
そこで自称・専門家の私に意見を求められるのですが、こんな感じで考察してみました。
スポーツ名門校の特待生メリット
一般論として、スポーツ関連の名門校は特待生として採用されると、学費・授業料・寮費などの生活費など、在学中の生活全ての面倒をみてもらえるという恩恵があります。中学生にしてみれば、学力試験による入試をすっ飛ばして高校へ入学できる上、あらゆる費用が無償となります。
しかし、そのような特待生は当該運動部に在籍し続けることを求められ、退部は許されません。すると、地方から越境入学した生徒は、そのまま在籍していじめ被害と引き換えに授業料無償の待遇を受け続けるか、仮に退部したなら、学費や生活費などを負担する生活になります。また、在籍し続ければ、仮に万年補欠でプロチームに所属することは無理でも、社会人チームへの加入や大学進学で有利にはたらくことがあるし、就職を選ぶとすれば、スポーツ関連の施設(スポーツジム等)やスポーツ用品製造・販売会社への就職も可能です。
今回、高校3年生の10月末という時期に問題が発覚したことから想像すると、当該被害者生徒が、大学等の学校推薦を受けられなかったのではないかという可能性を考えてしまいます。学校推薦型選抜試験は11月1日から願書提出が始まり、12月1日合格発表というのが普通です。
あくまでも予想でしかありませんが、学校側は「あらゆる費用が無料になる」「就職や進学に有利にはたらく」というニンジンをぶら下げて、全国大会出場を最優先にすることで、問題を先送りしてしまったのではないかと思うのです。
問題を先送りせずに対処する方法もあったはず
今回、発覚したいじめ問題ですが、早い段階で対応することはいくつもあったはずです。
本来、スポーツチームを運営するに当たり、最も大切なことは、処分ではなくて被害者に寄り添った対応です。
暴力そのものではないけれど、体型いじりもいじめのひとつであること。これをきっかけに病んでしまう人がいることをしっかり説明した上で、再発防止のためには何が必要なのかを教育する機会があったはずです。
学校は、「どんなにサッカーがうまくても、人格的に問題のある奴は試合には出さない」「体型いじりをしてサッカーがうまくなるならともかく、絶対に何の成長も得られない」「いじめの告発は大歓迎、再発防止のために全てみんなで問題を共有して対策を考える」という宣言をすべきだったと思います。
せっかくの高校サッカー全国大会出場権。今回の問題発覚と共に返上することになりそうですが、サッカーの名門校なら、スポーツマンシップに則って、対処してほしいと思います。


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