放送大学通信指導あるある「何点取れば合格なのか」

放送大学・通信制大学

通信制大学のひとつである放送大学は、大きく分けて「放送授業」と「面接授業」があります。
このうち、放送授業は、通信指導と呼ばれる課題を仕上げて提出し、その課題が合格していると単位認定試験を受験できて、その試験の点数評価となります。試験で60点だと評価はCで2単位、50点ならDで単位なし。

この画像は2013年頃のものです

放送大学の通信指導は、科目によって様々な課題の形式があります。ただ、最も多いケースは、4択または5択の問題を10問程度出題され、マークシートで解答するというもの。


この他、過去に私が経験したものでは、2択の問題を30問とか、4択の問題を15問とか、小論文的な答案が求められる「記述式」などがあって、手書きかプリントアウトした答案を貼付して郵送するなどといった方法があります。

2024年第2学期からは原則webのみ
かつてはテレビやラジオで授業を試聴して、1学期なら5月、2学期なら11月頃に通信指導を解いて郵送して…という作業を行うのが放送大学のお約束でしたが、最近はコロナ禍による感染対策や急速なネット化が進んだこともあり、かつての郵送からネットによる提出形式がオンラインに代替されることが多なりました。
郵送だと切手代15円がかかる他、郵便事故など、届かないリスクを考えると、心配にもなりましたが、オンライン化が進むと共に送信後すぐにステータスに反映されるため、オンラインは便利です。

学生であれば、システムWAKABAからweb通信指導に飛び、提出型問題を解いていきます。もちろん提出期間内にログインしなければなりません。

インターネットでアンケートに答えたことのある人であれば、難なく送信できます。
今までは紙の通信指導もあったのですが、2024年第2学期からは、ほぼ全てがweb通信指導になるとアナウンスされています。
個人的には、紙の通信指導があった方が勉強した感が得られるので、今まで通りが良いのですが、今後は紙の通信指導は送られず、Webに現れる問題を必死に解いていくことになります。私はPDF保存してプリントアウトしたいですね。

ネット接続環境がマスト
放送大学は、高齢学生が多いことから、郵送で行う人も多いはずだったのですが、web通信指導も自宅で受ける単位認定試験も、スマホやタブレットがあれば送信できるし、家族が設定することで対応できる高齢者も増えきたということでしょうか。
現実には、リモートで行う面接授業などを考えれば、4Gで小さな画面で通信するよりも、インターネットに接続したパソコンを持っているとか、接続も光回線や例えば SoftBank Air のように快適なWifi接続ができた方がいいと思います。
もちろん、Wifi接続が可能な職場・カフェ・友人宅などを活用することで代替するという手もありますね。

通信指導「1点合格説」は事実か
放送大学はの通信指導は「択一式の1問でも正解していれば合格」、「記述式は800字以上とあっても、100字でも文字が書いてあれば合格」といった噂があります。
この都市伝説なのか逸話なのかわからない情報は事実なのでしょうか。
結論を述べると、おそらく事実です。なぜかといえば、上記2つの事例は、少なくとも私が経験したことがあって、2000年ごろにネットで私が言いふらした内容だからです。
その後、仕事で多忙な後輩たちが真似をして、1点だけ取れる答案を作って送付したら単位認定試験の通知が届いたという裏付けを作ってくれたのだと思います。
ちなみに、この「1点合格説」も正確ではなく、実は「0点でも合格した」という報告がなされています。 ただ、私の実体験では「1点以上」で、試しに0点で提出した時には落ちた(試験の受験資格を得られなかった)ので、どちらにしても信用せず、せめて半分正解くらいは目指してくださいね。

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